比較文化専攻(博士後期課程)
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特色

比較文化専攻は博士後期課程として設置したものであり、基本的には、学位請求論文制作に向けて研究を継続・発展させようとしている人に用意されたものです。修士課程三専攻を基盤に比較文化論、比較ジェンダー論、国際日本学の三分野にしぼってカリキュラムを組みました。入学者はその一方を選択しつつ、併せてもう一方も視野に収めて学び、比較の視点と学際性をなおざりにしないよう期待されています。それぞれのテーマに即した個別的指導については主たる指導教員以外に二名以上が担当して万全を尽くすような体制になっており、学位を授与された上で、研究教育関係の職に就いた人が輩出するなど、見るべき成果を出して来ました。

カリキュラム概念図

カリキュラム概念図
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修了までの流れ・プロセス

博士号の学位取得には、授業の単位取得と博士論文審査の2つが必要です。

指導教員・授業

入学・進学時に、指導教員を決めます。

博士論文作成指導の科目「国際日本学研究指導」「比較文化研究指導」「比較ジェンダー論研究指導」からいずれかを選択し、3年間継続して履修します(必修)。また、その他の科目から合計16単位以上履修しなければなりません。

博士論文作成

比較文化専攻を修了するためには、単位の取得のほか、博士論文を提出し、審査に合格しなければなりません。論文は、「国際日本学研究指導」「比較文化研究指導」「比較ジェンダー論研究指導」を担当する教員の指導の下で研究を進め、執筆します。

学位の授与までに、「資格試験」、「論文作成計画審査」、「論文審査」と段階を追ってそのすべてに合格しなければなりません。

  • 資格試験
    試験は、「筆答試験」と「口頭試験」があります。「筆答試験」には各自の専門分野とその周辺分野に関する試験と、外国語(留学生は日本語)の試験があります。また、「口頭試験」は各自の専門分野と関連領域の基礎知識、研究の方法論、資料収集・整理、分析方法などから出題されます。
  • 博士論文作成計画審査
    博士論文を作成するにあたって、「博士論文作成計画」を提出します。そのとき、研究目的の明確さ、研究内容の意義、執筆が可能な内容かどうかなどが総合的に審査されます。
  • 博士論文審査
    複数の教員によって厳格な審査が行われます。また、執筆者は公開発表会で自分の論文の内容を発表します。
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