メディア学部 メディア情報学科

城西国際大学メディア学部「ドラマプロジェクト」学生参加作品 
WOWOW 連続ドラマW『かなたの子』 完成試写会を紀尾井町キャンパスで実施




 今夏、メディア学部のプロジェクト授業「ドラマプロジェクト」で学生たちが参加した、角田光代原作の連続ドラマ『かなたの子』が、2013年12月1日からWOWOWで放送されています。この作品では、メディア学部講師の辻先生がプロデューサー・撮影監督をつとめ、2ヶ月の撮影期間中、学生たちが撮影、照明、編集補助、制作、エキストラ等で参加しました。また、一部のカットを紀尾井町キャンパス3号棟映像技術ラボで撮影しています。完成に伴い、紀尾井町キャンパスにて、出演者・スタッフと共に、全4話の完成試写会を開催いたしました。



 上映前に、WOWOWの高嶋プロデューサー、辻先生、金田副学部長にご挨拶をいただき、1~4話の試写後に、大森立嗣監督からもご挨拶をいただきました。学生たちは、上映前後に受付や誘導などを行いながら作品鑑賞をしましたが、自分たちが、実際参加した現場の映像が、どのような作品になったのかを、多くの方と大きな画面で見るという体験は、学生たちにも、大変有意義なものになったのではないかと思います。


  高嶋プロデューサー       辻智彦先生         金田副学部長


    大森立嗣監督

 この作品は、罪を背負い、過去に縛られた者たちが富士登山ツアーに集い、過酷な登山の中で自らと向き合っていく物語で、撮影は世界文化遺産に登録が決定して以降、初めてのドラマ撮影として、実際に富士山で行われました。角田さんの原作を踏まえつつ、各話が独立して楽しめるものであると同時に、4話を通して見た時に、非常に大きな感動に包まれる、素晴らしい作品になっています。ぜひ、ご覧下さい!

「ドラマプロジェクト」担当 メディア学部准教授 竹藤佳世

大森監督を囲んで

『かなたの子』  2013年12月1日(日)スタート 毎週日曜 夜10:00(全4話) http://www.wowow.co.jp/dramaw/kanatanoko/
過去に闇を抱えた人々はどうすれば前を向いて生きていけるのか? 直木賞作家・角田光代が手掛け多くの共感を呼んだ秀作を、坂井真紀主演で描く人間ドラマ。
キャスト:坂井真紀、井浦新、宮﨑将、満島ひかり、永瀬正敏、藤村志保 ほか  原作:角田光代「かなたの子」(文春文庫) 
監督:大森立嗣(『まほろ駅前多田便利軒』『さよなら渓谷』) 脚本:髙橋泉(『ソラニン』『人間昆虫記』