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2017.11.5
【報告】認定NPO法人テラ・ルネッサンス栗田氏をお招きしてワークショップ開催


国際開発研究会有志は、認定NPO法人テラ・ルネッサンスのアウェアネス・レイジング・チームマネジャー栗田氏をお迎えし、ワークショップを開催しました。

テラ・ルネッサンスは、途上国の地雷除去支援や、紛争・災害地域での復興支援事業、地雷被害者や除隊兵士などの紛争被害者への支援事業を行う団体です。このワークショップは、高校生のときに子ども兵の話を聞いて深く感銘を受けた学生メンバーが企画し、勉強会などを実施しながら準備をすすめてきたものです。

会場には子ども兵について関心を持つ教員・学生が集い、熱心に耳を傾けていました。講演後にはたくさんの質問が寄せられ、問題に対する関心の高さがうかがえました。



<企画担当者からのご報告>
私は高校生の時にテラ・ルネッサンスのかたの講演を聞く機会がありました。講演で同い年の人たちがこんなにも苦しんでいるのだということを知り、もっと深く知りたいと思うようになりました。今回、私たちは、テラ・ルネッサンスの栗田氏をお招きして、アフリカの子ども兵についてお話をうかがいました。栗田さんはアウェアネス・レイジングチームマネージャーで、主にウガンダを中心に、子ども兵の社会復帰事業をおこなっていらっしゃいます。

講演会では、ご自身の経験を元にお話をしていただきました。ウガンダではなぜ子どもが子ども兵になってしまうのか、子ども兵たちはどのような経験をしてきているのかなど、詳しくお話していただきました。そして、子ども兵だった子どもたちが社会復帰のためにミシンなどを使い、自分の力で稼いでいけるように、自立して生きていけるように、生きていくための知恵を与えているそうです。

そして、私たち大学生が世界の子どもたちのためにできる活動についても紹介していただきました。それらはこれからの国際開発研究会の活動に活かしていきたいと思っています。
(国際交流学科2年 定森さん)