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-公開講座-
「異文化に伝わる医の伝承」

　城西国際大学と大多喜町との共催による平成２１年度公開講座「生活とくすり」の第３回目として、奥山恵美 教授（生薬学講座）が「異文化に伝わる医の伝承」のテーマで講演を行いました。

　当日は生憎の雨天でしたが、講演の30分以上前からお待ち頂いた積極的な参加者もおられ、総勢25名の参加となりました。

　司会進行係の大多喜町教育課･山岸勝室長の演者紹介の後、奥山教授により、パキスタン、東南アジア、中国などの伝統医療の様子や文化について、講演が行われました。生薬を手に取り、写真を多用した講演で、参加者からは「楽しかった」との声が寄せられました。講演前から漢方についての質問があったり、サプリメントについても興味を持たれている参加者が多くいらっしゃいましたが、世界には様々な伝統医療があることに初めて気づかれた方も多かったようです。 また、講演では「異文化のくすりへの注意事項」や「インフルエンザの漢方対策」も追加され興味を引きました。

　講演終了後には、本年度「生活とくすり」講義を全て受講された５名の参加者に「修了書」が贈られました。また、本日の参加者には、薬草園の収穫物などのプレゼントや、大多喜町教育委員会･田中啓治委員長からもウコン（春うこん）粉などのプレゼントもあり、思いがけないお土産に参加者は一層喜ばれたようです。

　今後も開かれた大学として積極的に地域社会に貢献します。

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