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地域とのつながり

-公開講座-
「クスリの効き方がおもしろいほどわかる!超図解カギとカギ穴理論」

写真1
講演風景 写真2
注目の図解説明 写真3
本学実習応用例の紹介

日時:平成21年10月24日(土)
場所:御宿町公民館

 本大学公開講座の一環として、堀江 俊治教授(薬理学講座)が、御宿町民を始めとした地域住民の方を対象として「クスリの効き方がおもしろいほどわかる! 超図解カギとカギ穴理論」の講演を行いました。

 当日は小雨がぱらつく中、健康増進に熱心な一般の方25名と市の職員が参加し、総勢28名ほどの集まりとなりました。

 堀江教授は冒頭「クスリをのむとなぜ効くのでしょうか?」と疑問を投げかけ、普段の大学講義風景を紹介されながら薬学部2年生レベルの薬の効き方に関する内容をパワーポイントを使って解説していきました。 参加者は90分程度の講演の中で、私たちのからだには生体機能の扉を開く精妙なカギとカギ穴が用意されていて、カギ穴に特定のカギが入いると機能するようになっていること、そして薬は口からのむと、合いカギとなってあるカギ穴をこじ開けたり、 ニセのカギとなってあるカギ穴を塞いだりして薬の作用を発揮することを学びました。ドラッグストアにいくといろいろな薬が並んでいますが、それらの薬の効き方はこのカギとカギ穴理論で説明できることがわかりました。

 堀江教授は最後に、「結局、病気を治すのは自分自身の自然治癒力。薬を適正にのむことによって、その自然治癒力は増強します。病気の時は、薬の力のみに頼らず、養生することこそ大切です。」と締めくくりました。講演終了後は質問の時間がとられ、薬の効き方、使用法に関してにぎやかに意見交換がなされました。

 ほとんどの方が普段から薬をのんでおられるため、健康維持に対する意識が高く、参加者は薬のことをもっと知りたいというモチベーションがとても高かったように思われました。

 今後も城西国際大学薬学部は、地域の方々の生涯学習のために、薬に関する新しい情報、役に立つ情報を提供し続けます。

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