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-2010年度 薬学部-
「フレッシュマンセミナー」

写真1
薬草園での薬用植物観察 写真2
秋元学部長開講式挨拶 写真3
先輩学生の体験談

日時:平成22年4月4日(日)〜4月5日(月)
場所:城西国際大学薬草園(大多喜町)、安房キャンパス、安房ラーニングセンター、水田家生家、鴨川郷土資料館(鴨川市)ほか
報告者:薬学部フレッシュマンセミナー担当教員

 薬学部新入生のオリエンテーションの一環として一泊二日の宿泊研修(フレッシュマンセミナー)を行いました。この研修は、①友達づくり、②医療人としての自覚や態度について考えること、③本学の建学の精神に触れることを目的として行われました。

 この研修は、本学の特徴のひとつであるアドバイザー単位での集団行動が基本となります。初めて出会ったアドバイザー(教員)と同級生、そして先輩学生が常に一緒に行動します。研修期間を通じて、積極的に新しい友達を作ったり、また先輩学生からの大学生活へのアドバイスに耳を傾けたりと、新たな出発に期待を膨らませている様子でした。

 初日に行われたセッションでは、自己紹介を通じて医療人としてのマナーについての研修を行いました。薬剤師の基本的な仕事は、対人支援となります。相手の立場を考えたコミュニケーションスキルを身につけることはとても大事なことです。新入生は、初めての体験にも関わらず、キチンとした態度でハキハキと自己紹介を行い、また同級生や先輩学生、教員からの活発な質問にも堂々と応対していました。

 また、薬草園見学では広大な園内で育てられている「くすり」の原点である薬用植物を観察し、今後学ぶ生薬学や漢方医学の講義に期待を寄せていました。学校法人城西大学の創立者である水田三喜男先生の生家見学では、故人の偉業に触れ、充実した大学生活をおくることを改めて決意した様子が伺えました。

 本研修では、さまざまな講義やセッションで緊張したり、笑ったりと大学生活4日目にしてさまざまな経験をしました。一泊二日と短い時間ではありましたが、同じ目的を持った多くの友人やアドバイザーとのコミュニケ−ション、薬剤師になることへの強いモチベーションというお土産を手に、全員無事にこの研修を終了しました。

 そして、秋元学部長の閉講式での二つのお願い「時間を守る。しっかり挨拶できる」を心に強くとめ、鴨川を後にして東金キャンパスに向かいました。

 フレッシュマンセミナーの目的を十分に果たした新入生の今後の成長が楽しみです。

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