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国際教育

日本と台湾の薬学教育の違いと両国の学生意識調査に関する研究発表

第2回 JIU国際教育セミナーに参加したメンバー
第2回 JIU国際教育セミナーに
参加したメンバー
英語でプレゼンするJIU薬学生
英語でプレゼンするJIU薬学生 英語で質疑に応答するJIU薬学生
英語で質疑に応答するJIU薬学生
日時:平成22年9月7日
場所:H棟3階プレゼンホール

 JIU薬学部では国際教育に積極的に取り組んでおり、学生参加型の国際教育セミナーを実施しています。今回は、山村教授(臨床統計学研究室)が共同研究を行っている中国医科大学の学生二名を招待し、東邦大学薬学部生と本学薬学生が日本と台湾の薬学教育の違いと両国の学生の意識調査に関する研究成果の発表を行いました。 なお、両国の意識調査結果については、本学薬学生が11月に台湾で開催される Federation of Pharmaceutical Associations (FAPA) で発表する予定となっております。今回のセミナーでは、使用言語が全て英語という初の試みとなりました。英語で海外の薬学生とコミュニケートする良い機会となりました。

 Federation of Pharmaceutical Associations(FAPA)は、アジアの13の国と地域が参加している薬剤師会の連合であり、薬剤師の職能の向上、薬剤師教育などを幅広く議論しています。会議は2年に一度実施され、今回は台北市で第23回会議が11月5日?8日に開催されます。

 日本と台湾の学生の意識調査 JIU薬学生は、「日本と台湾における薬学生が感じる薬学教育、薬剤師の地位についてアンケート調査」の結果をFAPAで発表します。日本、台湾の薬学生ともに教育スタッフやカリキュラムに対する満足度は高かったが、日本の学生は臨床教育の内容に対して満足度が低いという結果が得られました。

指導教員から
 これからの社会人には英語は必須です。薬学の中では、英語は情報収集のための手段としてのみならず、日本の薬剤師、薬学の実情を世界に発信して行くためにも必要です。日本の薬剤師のすばらしいところ、諸外国から学ぶところは海外の人たちと直接話をしてはじめて理解することができます。今回、台湾の大学との共同研究やFAPAへの参加を通してコミュニケーションツールとしての英語の重要性を認識し、世界に羽ばたくJIU薬学生として活躍してほしいと願っています。

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