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学生活動

本学学生、「第23回アジア薬剤師会連合学術大会」にて発表

写真1
FAPA台湾大会会場にて 写真2
台湾の学生とのディナー 写真3
ポスター発表 写真3
ガラディナで日本の歌を皆で合唱
期間:2010年11月5日(金)〜2010年11月8日(月)
場所:Taipei International Convention Center(Taiwan)

 本学学部生が、日本薬剤師会からの助成金(3名)・グローウェルホールディングスからの奨学金(1名)を受け、山村教授(臨床統計学研究室)指導の下、「第23回アジア薬剤師会連合学術大会(FAPA台湾大会)」 にて発表を行いました。

 アジア薬剤師会連合学術大会は、2年に一度開催され、それぞれの国の薬剤師の取り巻く環境に打ち勝ち、社会的ステイタスを高めていくことを目的とし、アジア各国から多数の薬剤師・研究者が参集し、発表討論する学術会議です。

  共同研究を行っている中国医科大学の学生と東邦大学薬学部生と協力し、「日本と台湾の薬学教育の違いと両国の学生の意識調査」に関する研究発表を行いました。様々な国の薬剤師の方と発表討論を行い、非常に充実したものとなりました。

 今回の国際会議への参加によって、様々な場面で色々な考えを持つ各国薬剤師の方々と交流し、知識の吸収だけでなく、薬剤師を志す者としての問題意識や薬剤師としての使命の再認識、国際的な視野で将来の薬剤師像を考える上での良い機会となり、有益なものとなりました。    
スケジュール
日付 内容
11月5日(金) 日中:飛行機で台湾へ
夜:オープニングセレモニー
 ・台湾の伝統に触れる
 ・立食で様々な方と挨拶/名刺交換
11月6日(土) 午前中:学会講演への参加
昼: 他大学の先生や学生と共に昼食
午後:学会講演への参加
夜: 共同研究を行った台湾学生と夕食・観光
11月7日(日) 日中:ポスター発表
夜:共同研究を行った台湾学生とメッセージカードを交換し、一人一人と語り合う
11月8日(月) Free Day
夜:ガラディナ(Farewell Party)に参加
 ・各国、出し物を披露。日本は、ステージで歌を披露するが、最後には国境を越えて各国の人もステージに上り、皆で合唱
11月9日(火) 飛行機で帰国


以下は、参加した学生の感想です。

M.M.さん(4年生)
 今回、会議に参加することで、いろいろな学生との交流、社会で活躍されている薬剤師を見ることができました。外に出てみるまでは、こんな世界があったとは知りませんでした。
会議で出会った病院の薬剤師、薬局の経営者、教授の方々は、「日本一の薬局にしたい。日本一の薬剤師になりたい。」等、個々に持っているカラーがそれぞれあって、「ここを勉強しなきゃ」と思う点がたくさんありました。
FAPAに参加しなければ国家試験を目指すだけだったかも知れませんが、今回参加したことで、「次世代の学生として、よりよい薬剤師となって頑張らなければならない。」という想いを持つことができ、 また今回多くの薬剤師から頂いた刺激や感激をさらに次世代の人や、周りの人に伝えていけるようにしたいと思います。
これまでは、進路に迷っていて、自信もなく、一歩踏み出す勇気もなかったのですが、一人一人の人間性を評価し大切に思ってくれる方々と出会い初心にかえれました。

E.S.さん(4年生)
 これまでの学生生活では体験できない、色々な体験をしました。
日本の先生や、アジア諸国の薬剤師の先生から貴重な話を伺い勉強になりました。
「地位をもっと高めないといけない。」このことを胸に、これからの学生生活や薬剤師になったときに今回の経験を活かしていきたいと思います。

N.I.さん(5年生)
 今回、貴重な経験をさせて頂き、本当に多くのことを学ぶことができました。
日本を出てみて、やはり英語の習得は必要不可欠であると感じました。
これからは、学校の勉強だけでなく、自分の興味のあることや、英語の勉強にも力を注いでいきたいです。
貴重な機会を与えて下さってどうもありがとうございました。

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