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JIUマスターズ主催

「研究成果発表会−基礎と臨床 研究マインドの紡ぐもの−」開催

写真1
細谷拓司さん(千葉大学大学院) 写真2
加藤淳平さん(千葉大学大学院) 写真3
小室裕保先生(ベル薬局) 写真4
加瀬浩二先生(浅井病院) 写真5
百賢二先生(筑波大学病院) 写真6
質問する学生(4年生) 写真7
質問する学生(5年生)

日時:平成23年2月10日 午後2時〜午後4時

 水田記念ホールにおいてJIUマスターズの主催の「研究成果発表会」が執り行われました。JIUマスターズは研究の面白さを後輩たちに伝えるべく発足した、 在学生・卒業生・教員を問わず研究に興味を持つメンバーが情報交換を行う集まりです。

 今回の研究成果発表会は、基礎研究の部と臨床研究の部の2部構成で、4,5年生を中心に約200人が参加し、盛大に行われました。 発表後には、活発な討論があり学術会議さながらの雰囲気でした。

 基礎研究の部では、本学から千葉大学大学院に進学した加藤淳平さん、細谷拓司さんの2名が研究発表を行いました。非常にレベルの高い発表に在学生達は圧倒された様子でしたが、 休憩時間には先輩に直接質問する姿が見受けられ、研究への興味を抱いてくれた様子でした。 また5年生は、近々ある学会発表や卒業研究発表会をイメージし、先輩達の姿に少しでも近づけるようにと気持ちを引き締めていました。

 臨床研究の部では、ベル薬局 小室裕保先生、浅井病院 加瀬浩二先生、筑波大学付属病院 百賢二先生の3名から研究発表がありました。「臨床研究を通して薬剤師の重要性をアピールしないと、 薬剤師の存在意義が問われかねない」という小室先生の発表に学生達は衝撃を受けたようでした。3名の先生が共通して仰っておられたのは、研究のテーマは身近にあるということです。 「小さな気づき」をもとに、「どんなことが原因なのか」「どのようにすれば、より良いものになるか」を考えることが研究につながるということです。5年生にとっては、 実習先の先生達が行っていたことをふりかえる良いきっかけになり、4年生にとっては実習に行った際の「小さな気づき」の大切さを認識する良い機会になったようでした。

 今回の基礎研究の2演題は病気のメカニズムを深く知るための研究であり、最終的な目標は"より良い医療の提供"です。また臨床研究の部の3演題の目標は、目の前にいる患者様への"より良い医療の提供"です。最終的なゴールまでの道のりは大きく違いますが、どちらの研究も同じゴールを目指しています。 今回の発表会を通して「研究マインドの紡ぐもの」の一端を感じてもらえたのではと思います。JIUマスターズでは、これからも研究マインドを刺激する企画を行っていきます。

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