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地域医療講演会

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畠中先生の講演
写真1
加藤先生の講演
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講演後の質疑応答の様子(1) 写真1
講演後の質疑応答の様子(2)

実施日:平成23年5月14日(土)
場所:城西国際大学 C2-105
報告者:小嶋 文良


本学薬学部が主催とし、平成23年度地域医療特別講演会「薬剤師による地域ケアの実践」を実施しました。地域医療特論演習の一環として本学5、6年生が参加すると共に、近隣地区の病院薬剤師・薬局薬剤師の先生方も参加されました。

講演会では、日本において最先端の医療を実践されている薬剤師の畠中 岳先生(薬局すばる・秋田県大仙市)と加藤 久勝先生(さんむ医療センター薬剤科)をお招きし、ご講演をしていただきました。 畠中先生は、秋田県大仙市の薬局で薬剤師による在宅医療(患者宅への訪問医療)に先駆的に取り組まれています。また、加藤先生は大学近隣の病院「さんむ医療センター」で緩和医療に取り組まれています。

畠中先生からは、薬剤師による医師への内服薬に関するアドバイスの実例や、実際の患者さんとのやりとりについて映像を通じてお話しいただきました。

加藤先生は、緩和医療における医師の取組や薬剤師の取組としてオピオイドの使い方に関して、医師と薬剤師の連携やチーム医療の中での薬剤師の具体的な役割を示してくださいました。

学生は大学の授業だけでは感じ取ることのできない「現実」を目の当たりにし、多くの刺激と疑問を感じた様子で、質疑応答では学生より多くの質問が相次ぎ、予定時間を30分もオーバーするほど活発な講演会となりました。

この講演は実務実習に向かう5年生にとって、薬剤師が患者さんのために実践している例をより具体的に捉える機会となり、これからの薬剤師の医療への取り組み方を考えるのに貴重な講演となりました。

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