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薬草園見学実習

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実施日:2011/6/18
報告者:関根 利一


千葉県大多喜町にある本学の薬草園における見学実習が本年度も実施されました。薬草園はホームページでも紹介されているように、16,000m2の広大な敷地に500種の有用植物が栽培されており、一般の方へも広く公開されています。

見学会当日(6月18日)は曇天でしたが、朝から東金キャンパスをバスで出発して薬草園へ向かい、担当教員の指示の後、11時からスタートしました。見学実習の目的は、実際の薬用植物を体感する(歩いて見て、触って、嗅いで、時に味わう)ことによって薬用植物学、天然物化学、生薬学、漢方医学についての学習効果を上げようとするものです。

園内では、数多くの薬用植物が見頃をむかえ、観察には絶好の時期となっており、特に婦人病薬として知られるトウキ(当帰)、ベニバナ(紅花)や日本三大民間薬としても有名なドクダミ(十薬)などは今が満開で圧巻の美しさです。

また、同時に開催されたJIU開学20周年記念「大多喜薬草園スケッチコンテスト」において、繊細なタッチ、豪快な描写、眺めるものを圧倒する色使いなど数多くの素晴らしい写生が描かれました。優秀な作品を提出した学生は、後日、秋元雅之薬草園長から参加者の前で表彰されました。

今回の見学会に参加したのは2年次学生ですが、研究室配属になった高学年の学生や希望した1年生も混じり一緒に見学がおこなわれたほか、当日、木更津方面から見学に訪れた植物愛好家の方々との交流もあり、学生達にとっては、普段、キャンパスの中では体験できない貴重な一日になりました。


以下に、見学会に参加した学生の感想を一部転記してご紹介いたします。

  • 一年前に来た時より知っている植物の名前が増えていてよかったと思いました。
  • このように教室を出て実習をおこなうことはすごく良いと思います。時間にしばられないスタンスもリラックスしてスケッチもできたので良かったです。
  • 自然科学を理解するには多くの自然と出来るだけ触れあうことが重要だと感じました。
  • 多くの植物があり、授業でならったものが多くあった。色や大きさ、匂いがわかった。
  • 実際に見なくてはわからないことがわかってよかった。

  •  季節をかえてまた訪れたい/途中で雨が降ったのは、私(雨女)のせいです/授業で習った薬草があり感動した。などなど。

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