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学生の活動

「ハーブ園プロジェクト〜"自然界のくすり"をもっと身近に〜」

指導員 : 奥山恵美(生薬学研究室),渡邊大輔(教育支援センター)
メンバー : 14名
主な活動時間 : (毎週木曜+適時)

 自然界から得られるハーブや生薬を,学生たちにもっと身近に感じてほしい。それらに興味を持って,体験的に広く学ぶ機会を提供したい。 ----そのような想いで,"自然界のくすり"をコンセプトに,本学部開学当時から「ハーブ園プロジェクト」ゼミを立ち上げました。
 そして,これまでのゼミメンバーが主体となって,薬学部棟裏の未利用地を有効活用した「ハーブテラス」と「ハーブガーデン」を活動の拠点として造り上げてくれました。

 本ゼミでは,現在1年生〜3年生の低学年生を主体として活動しています。定期的にミーティングを開いて話し合いながら,毎年継続して「ハーブテラス」「ハーブガーデン」の植栽を見直し,植替え,名札作り,肥料の検討,草取り,水やりなどを手分けして行い,ハーブ植物等を育てています。
 生育したハーブ類は収穫し,実験に供すると共に,オリジナルブレンドのハーブティーやサシェ,ラベンダースティックなどの様々なハーブ製品を企画・試作し,できればJIU独自の商品に繋がればとの期待があります。
 また,大多喜の本学薬草園近郊などで行われた日本生薬学会の植物観察会にも何度か参加協力を行うなど,幅広く学ぶ機会を提供しています。

 このような活動の一環として研究成果をまとめ,大学祭の時に開催されるJIU学会で毎年発表します。昨年の大学祭では,オリジナルブレンドティー『恋花茶』の科学的側面に関する研究成果を口頭並びに展示発表しました。
 展示室では,ハーブティーの試飲,サシェ作り体験も行い,見学者に楽しんで頂きました。 また,別室では模擬店参加を行い,ハーブカフェとして「癒しの空間」を提供できたようです。
 学生たちの活動が,来校者や地域の方々へと広がり,多くの人たちにハーブ類や生薬を親しんで頂ければ嬉しい限りです。
 昨年は,展示発表で「優秀賞」,ハーブ園プロジェクトとして「父母後援会長賞」を頂き,メンバーのテンションも上がりました。

 「ハーブ園プロジェクト」では,このようなゼミ活動を通じて,自然に恵まれたキャンパスの中,自然に直接働きかけて,楽しみながら様々な「学び」の機会の提供しています。
 将来は,豊かな感性を持って生命へのいとおしみを感じることのできる薬剤師として巣立って行ってほしいと願っています。

無料サシェ体験と展示発表 ガーデンの写真
賞を頂いて喜びの集合写真製品の写真

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