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米国消化器病学会DDW 2013において、薬学教育研究成果を発表
写真1：搭乗ゲートでの集合写真（薬学
6年生6名と引率教員）。大きな筒には
発表用のポスターを納め、肌身離さず
機内へ持ち込みました。
写真2：DDW 2013ポスター会場前での
集合写真 (Orange county convention
center, Orlando, FL)
写真3：Distinguished Poster (ポスター
発表のなかでも高い評価)に選ばれた
ポスター前で、実験に携わった薬学6年生
2人。
写真4：緊張した英語でのポスター発表
後は、しっかりお腹を満たしました
(ポークリブレストランでの夕食の一時)。
写真5：帰国の朝、宿泊施設前での集合
写真。世界を舞台に活躍できる素養を
身につけたことを祈って
実施日：平成25年5月18日（土）〜5月21日(火)
場所：アメリカ・フロリダ州 オーランド（Orange County Convention Center）
報告者：薬理学研究室
米国消化器病学会DDWは消化器病関連の学会規模としては世界最大規模であり、今年はフロリダ州オーランドにある国際会場で4日間行われました。学会期間中5485の演題が口頭およびポスター発表として行われるため、とても忙しい学会でした。テーマも多岐にわたりますが、中心的話題はやはりよりすぐれた治療が求められている大腸癌、炎症性腸疾患、ストレス性胃腸機能障害、および、胃食道逆流症などであり、病態学・解剖生理学・薬理学・生化学などそれぞれの視点から研究成果が発表されました。
薬学部では2011年度から国際教育活動の一環として、指導教員だけではなく、日夜一緒に汗を流した研究室配属学生にも国内外で行われる国際学会への参加の機会を与え、広い世界、多様な価値観に触れる機会を提供しています。日本人にとって英語での研究成果発表はとても難しいものですが、学生時代に失敗を恐れずチャレンジした経験は、将来世界を舞台にした活躍に貢献できるものと考えております。
JIU薬学部ではこれからも国際教育を展開し、国籍を問わず多くの人の幸せに関われる薬剤師を育てていきます。
- 発表演題：
- 1. Activation of Luminal Chemosensor TRPV1 by Capsaicin Increases Gastric Motility in Conscious Mice Measured by 13C-Acetic Acid Breath Test
Gastroenterology Vol. 144 (5), Suppl. 1, Page S-194 - 2. Distribution of Transient Receptor Potential Melastatin 2 Channels-Expressing Nerve Fibers in Rat Alimentary Tract and Dorsal Root Ganglion
Gastroenterology Vol. 144 (5), Suppl. 1, Page S-369 (Poster distinguish)
- 3. Contractile Effect of TRPA1 Activation With Allyl-Isothiocyanate in Isolated Mouse Distal Colon: Role of the Tachykinin Receptors NK1 / NK2 and 5-HT Receptors
Gastroenterology Vol. 144 (5), Suppl. 1, Page S-370
- 4. 5-Fluorouracil Induces Diarrhea, Nausea, and Vomiting With Alteration of Aquaporin, Serotonin, and Neurokinin Receptors in Mice Intestine
Gastroenterology Vol. 144 (5), Suppl. 1, Page S-718
- 5. Japanese ‘Kampo’ Formula Daikenchuto, in Comparison With Its Similar Formula Ninjinto, Inhibits Gastric Acid Secretion Through Activation of Transient Receptor Potential Vanilloid Receptor Type 1 (TRPV1) Channels in Conscious Mice
Gastroenterology Vol. 144 (5), Suppl. 1, Page S-742
