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「大阪大学産業科学研究所 山口明人教授による薬学部セミナー、特別講義」を開催しました。
セミナーでの御講演
特別講義に聞き入る大学院生、6年生
平成25年7月9日10日に、大阪大学産業科学研究所前所長山口明人特任教授をお招きして、薬学部セミナーと大学院生、６年生を対象とした特別講義を行いました。
セミナータイトルは、「多剤排出タンパクの構造生物学」と題して、権威ある「ネーチャー」誌8月1日号にも掲載されている最新内容も含めて、細菌の多剤耐性を克服する阻害剤開発につながる重要な基礎研究についてわかりやすく解説していただきました。
また、その前日には、抗菌化学療法剤学の基礎について、先生の著した教科書「化学療法学—医療のあるべき姿を見据えてー」の内容の一部を2コマ分の時間を使って特別講義もいただきました。ユーモアあふれる語り口と先生のにこやかな優しい御人柄あふれる内容に、学生も熱心に聞き入り、終了直後に自然と拍手が湧いたことが印象的でした。先生のお話しに刺激を受けてさらに勉強に熱が入ることを期待します。
