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鬼頭葵さん(臨床栄養学研究室5年生)が、日本食品科学工学会、日本栄養・食糧学会合同支部会ポスター発表において最優秀賞を受賞しました。

 

写真1
ポスター発表での質疑応答の様子
写真2
授賞式の様子
写真3
最優秀賞の賞状

実施日:2014年3月1日
場所: 東京農業大学世田谷キャンパス
報告者:太田篤胤

 受賞研究「亜鉛強化卵の開発とラットを用いた生体利用性評価」

3月1日に食品加工などに関する研究者が集う日本食品科学工学会(平成26年度)と栄養生理や食品機能に関する研究者が集う日本栄養食糧学会(第93回)が、共同で関東支部シンポジウムを開催しました。両学会員を中心に300名近くの大学および企業の研究者や学生が参加しました。

本会の中で、35歳以下の若手研究者および学生によるポスター形式の研究発表会が開催されました。総数50件の研究発表が行われ、参加者の投票により最優秀賞3件と企業賞7件が選考されました。
その結果、鬼頭葵さん(臨床栄養学研究室5年生)の「亜鉛強化卵の開発とラットを用いた生体利用性評価」が最優秀賞を受賞しました。栄養価の高い卵のたんぱく質と亜鉛を同時に摂取できるよう開発した亜鉛強化卵が、亜鉛の生体利用性にも優れていることを動物実験により検証した研究です。大学や企業の若手研究者のみならず他大学の大学院生と競い、おそらく最年少での受賞は大きく評価出来る点だと思います。
また両学会は、食品メーカーを中心に協賛企業からの支援も大きく、副賞として図書券や大量の各社の食品が授与されました。

共用試験や実務実習などで忙しく、卒業研究に打ち込むことが難しい6年制薬学部において、研究領域で目に見える成果が得られたことは画期的であり、後輩の大きな励みになることでしょう。本研究は、現4年生に引き継がれる予定とのことで、今後の進展が期待されます。



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