ニュース

HOME >ニュース > 「第9回 城西国際大学 生涯教育講座」を開催しました。

「第9回 城西国際大学 生涯教育講座」を開催しました。

 

写真1
澤田康裕先生のご講演
写真2
前田薫先生のご講演
写真2
大嶋繁先生のご講演

実施日:平成26年10月11日(土) 
場所:城西大学
報告者:森 健二(生涯教育・卒後教育委員)

 10月11日に城西大学坂戸キャンパスにて、第9回城西国際大学生涯教育講座(第52回城西大学生涯教育講座)が開催されました。
今回は「在宅医療における薬剤師と管理栄養士との連携」をメインテーマにウエルシア薬局株式会社調剤介護事業本部の澤田康裕先生より「在宅医療における多職種連携の意味 −薬物の食事・運動・排泄・睡眠への影響から−」、医療法人真正会霞ヶ関中央クリニックの前田薫先生より「在宅における管理栄養士業務」、城西大学薬学部の大嶋繁先生より「医療・介護に求められる管理栄養士−訪問薬剤師の立場から−」の3演題のご講演をいただきました。

 澤田康裕先生から在宅医療における多職種連携の必要性、在宅医療に求められている薬剤師の資質や介護との連携、地域ケア会議についてご説明いただき、食品と薬の相互作用や薬が栄養素に与える影響、栄養士が在宅医療に参加しやすくなるための環境作りについて具体例を用いて示され、栄養士との連携の必要性についてご講演いただきました。
前田薫先生は栄養士の立場から現在の真正会における管理栄養士の取り組み、訪問栄養指導の概略、在宅訪問栄養食事指導における医療保険と介護保険の経済効果、管理栄養士の業務内容、在宅における管理栄養士の取り組みについて紹介され、様々な角度からの栄養指導が必要で、多職種による訪問により多方面からの評価や小さな気づきがあって在宅医療を支えることができると述べられました。
大嶋繁先生からは訪問薬剤師としてのご経験からその在宅業務、患者宅を訪問して感じたことを紹介され、さらに坂戸地区の介護支援専門員に実施したアンケート調査の結果や居宅療養指導者の現状、在宅医療分野での薬剤師と管理栄養士の連携についてご講演いただきました。

 今回の生涯教育講座には両校卒業生、近隣地域の薬剤師を合わせ約200人が参加され、講演の間にはコーヒーブレイクを設け、講師の先生との情報交換や卒業生が旧交を温める機会となりました。次回の開催は来年5月を予定しております。

ニュース一覧 ページへ

ページトップへ