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カナダ式服薬指導を学ぶ、体験する、そしてこれから求められる薬剤師像を考える

 

写真1
若子先生の講演
写真2
服薬指導のロールプレイ
写真3
講演後の集合写真

実施日:平成27年3月10日
場所:千葉・東金キャンパス
報告者:国際教育小委員会

  城西国際大学(JIU)薬学部では、日本だけでなく世界にも目を向け、私たちに何ができるかを考える国際教育を展開しています。

  今回は、カナダ・ビクトリアにあるRexall Drug Storeで薬局マネージャーおよび薬剤師をされている若子直也先生を講師に迎え、第14回国際薬学教育セミナーを開催しました。
  若子先生は、日本で薬学修士を取得し薬剤師経験を積んだ後、カナダに渡られカナダの薬剤師免許を取得され、現在カナダの薬剤師として活動されています。セミナー前半では、「カナダ式服薬指導を学ぶ、体験する、そしてこれから求められる薬剤師像を考える」というテーマで、ご講演いただきました。カナダにおける薬剤師の立場、業務範囲や処方箋の扱いについて、日本との違いをわかりやすくお話しいただきました。質疑応答の時間では、日本とカナダの違いについて、活発に質問する学生の姿が見受けられました。セミナー後半は、「カナダ・アメリカにおける服薬指導のフレームワーク」というテーマでご講演いただいた後、本学薬学生を交えてワークショップを行いました。若子先生を患者役として服薬指導のロールプレイを行った学生は、緊張しながらも、自分の知識を駆使して、情報収集や情報提供を行っていました。ロールプレイ後の若子先生からのフィードバックには、日本とカナダの服薬指導の違いをあらためて感じさせられました。

 JIU薬学部では、これからもクスリをキーワードに国内・海外の学生・教職員の交流を行い、国籍を問わず多くの人の幸せに関われる薬剤師をたくさん育てていきます。





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