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山浦しずきさん(薬学5年生)が「生体機能と創薬シンポジウム2015」においてポスター優秀賞を受賞しました。

 

写真1
受賞式の様子
写真2
大会長・武田弘志教授
(国際医療福祉大学薬学部:左)
山浦しずきさん(中央)
指導教員・堀江俊治教授(右)

写真3
優秀発表賞の賞状

実施日:2015年8月27、28日
場所:日本大学薬学部
報告者:薬理学研究室

  受賞研究 「麻酔下ラットにおけるワサビ辛味成分アリルイソチオシアネートによる胃粘膜微小炎症の惹起 ?TRPA1チャネルおよび一酸化窒素の関与?」

8月27日(木)、「生体機能と創薬シンポジウム2015」において、薬学5年生 山浦しずきさんがポスター優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます。

 本シンポジウムは、毎年夏に全国の薬科大学の薬理学関連教員およびその研究室の学生が集まり、薬の効き方を学ぶ薬理学の学術・教育研究の推進を目的に開催されます(主催:日本薬学会 薬理系薬理部会)。その中で、ポスター発表は今年度大学院生および学部学生を中心に全国から74演題が集まり、発表は複数の教員により審査され優秀発表賞8件が選考されました。

 山浦しずきさん(薬学5年生)らは、「麻酔下ラットにおけるワサビ辛味成分アリルイソチオシアネートによる胃粘膜微小炎症の惹起 ?TRPA1チャネルおよび一酸化窒素の関与?」というタイトルでポスター発表しました。発表内容は、我が国でもストレスによる胃腸機能障害の罹患者が増えている状況を踏まえ、その新規治療薬の開発で必要となる病態モデル動物の開発企画を“ワサビ辛味成分の微小炎症惹起作用”に焦点をあてて実験科学的に証明したものです。

 薬の専門家として土台を築く6年制薬学部において、我が国でも実務とサイエンスの両者を兼ね備え統合できる人材育成が求められています。本学薬学生は薬局・病院での実務実習で忙しい中、研究成果でも他の薬科大学が医薬品開発の研究者養成を目指した修士学生が数多く受賞しているなかから選ばれたことが画期的であり、後輩たちの大きな励みになると思います。今後の活躍が期待されます。





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