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専門職連携教育Step-3 実践IPE 『地域におけるチームケアの実践』

写真1
南房総市千倉で地域医療を展開する
松永医院を視察

写真2
実地研修事後報告会の様子

実施日:事前学習8月22日、実地研修23-26日、事後学習9月1日
場所:東金、山武、九十九里、大網、千葉市千城台、南房総市千倉
報告者:薬学部専門職連携教育委員会・地域教育医療福祉センター

  この夏、福祉総合学部・看護学部・薬学部で取り組む専門職連携教育のStep-3 実践IPE『地域におけるチームケア』が行われました。この取組みは、三学部の実務実習を経験した学生たちが集まってチームを作り、主に在宅ケアに携わる診療所を中心に、訪問看護・介護事業所や高齢者施設、そして薬局が連携して取組むチームケアの現場を学ぶものです。3年目となる今年は、三学部で24名の学生たちが参加しました。

 8月22日(月)に行われた事前学習では、チームビルディングを兼ね「肺炎治療終了後の退院調整における、在宅と施設の選択を考える高齢者」に対する、事例検討を行いました。23日からは、6つのフィールド(東金、山武、九十九里、大網、千葉市千城台、南房総市千倉)に分かれ、それぞれの地域における3日間のチームケアに参画させていただきました。9月1日(木)には、実地研修の成果を共有する事後報告会を行い、一連の実践IPEが終了しました。
 今年は、各フィールドの先生方が実践IPEの取組みのために、利用者の背景を深くお話しくださり、現状の治療方針や在宅ケア選択の流れ、複数の専門職からなるチームケアを意識した姿、などをお示しいただいたことに大きな進展がありました。
 6つのフィールドはそれぞれに地域や施設の特性や患者・入居者の特徴があります。事後報告による実地研修の成果報告により、受講生たちが互いに地域特性を強く感じることができることも、実践IPEの学びの特徴となっています。詳細は、専門職連携教育活動報告書をご覧ください。

 本学では、これからも福祉・看護・薬学の協働による専門職連携教育により、地域人材の育成に注力してまいります。


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