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「宮城県薬剤師会 被災地医療修学ツアー」に、
 本学薬学部5年生5名が参加しました。

 

写真1
出発前の様子(仙台駅)
写真2
宮城県牡鹿郡女川町の風景
写真3
女川町地域医療センターでの講話

実施日:2017年2月2日
場所:宮城県石巻市、南三陸町、女川町など
報告者:三浦 剛(指導教員)

  <ツアーの行程>
仙台駅:8:30出発
・ 石巻赤十字病院にて講話
・ 旧会営志津川薬局見学(跡地)および講話
・ 雄勝病院跡地見学
・ 女川町・会営女川薬局見学
・ 女川町地域医療センター見学および講話
仙台駅:18:00帰着(予定)

 東日本大震災からまもなく6年が経過しようとしています。被災地の医療を支えてきた薬剤師が、発災直後から現在まで地域医療の復興に向けてどのような活動を行ってきたのか、現地を訪れお話を伺いました。

 参加学生からは、「その場所を訪れることで、押し寄せてきた津波の水位などを実感しました。TVと印象が随分違いました」「5年以上経過しているから、復興も進んで街もほとんど元に戻っているかなと思っていたけど、実際は場所によって随分違いがあることに驚きました」など、直接見ることでしか感じられない声が聞かれました。また、活動を続けている薬剤師の方々から直接お話を伺うことで、「経験したことで得られる知見」を学び、これから「自分たちができること、すべきこと」について改めて考える貴重な機会となりました。

 参加した学生の中には、事前に本学で開催された地域医療特論演習「宮城県薬剤師会の取組み」にも参加し、被災後の薬剤師会の活動や、その経験を活かした取組み(熊本地震での支援活動やモバイルファーマシーの導入経緯など)を通じて、積極的に災害医療を学んでいるものもいました。

 これからも、学生の「感性」に働きかける体験を提供していきたいと思います。このような貴重な機会を与えていただきました宮城県薬剤師会の方々、ありがとうございました。


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