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教 員 プ ロ フ ィ ー ル
フ リ ガ ナワタナベ ジュンイチ職 位客員教授所 属 観光学部
 ウェルネスツーリズム学科
氏  名渡辺 淳一
主  な  学  歴
年  月事         項
1975年04月
(昭和50年)
千葉工業大学 工学部 建築科(入学)
1979年03月
(昭和54年)
千葉工業大学工学部建築科(卒業)
1987年10月
(昭和62年)
(英国)ニューキャッスルアポンタイン大学 社会・環境学部大学院 都市環境(入学)
1988年09月
(昭和63年)
(英国)ニューキャスルアポンタイン大学社会・環境学部大学院都市環境科修士号(Higher Diploma)(取得)
1988年10月
(昭和63年)
ニューキャッスルアポンタイン大学 社会・環境学部大学院 都市農村計画科 Ph. D.(入学)
1996年05月
(平成8年)
(英国)ニューキャスルアポンタイン大学社会・環境学部大学院都市農村計画科博士号(Ph.D.)(取得)
主  な  職  歴
年  月事         項
1979年03月
(昭和54年)
東京長谷川工務店株式会社 工事課
1980年08月
(昭和55年)
企画設計新社(有)設計課
1982年07月
(昭和57年)
国際協力事業団(JICA)青年海外協力隊ケニア国(建築)
1986年06月
(昭和61年)
国際協力事業団(JICA)・青年海外協力隊(ケニア・建築) 広尾訓練所 国内協力員
1987年01月
(昭和62年)
(株)泰匠建築設計設計課
1994年05月
(平成6年)
(財)国際開発センター調査部
2008年09月
(平成20年)
東洋大学国際地域学部「国際食糧論」講師(隔年で英語)後期のみ
2008年09月
(平成20年)
東京大学社会基盤学科(社会システムマネジメント)「プロジェクトマネジメント」講師 後期のみ
2010年04月
(平成22年)
城西国際大学観光学部・大学院国際アドミスレーション客員教授
2010年09月
(平成22年)
日本大学経済学部「国際協力論」講師 通年(現在至る)
2011年04月
(平成23年)
城西国際大学 観光学部 教授(現在に至る)
2013年04月
(平成25年)
城西国際大学 観光学部 学部長(現在に至る
学会及び社会における活動等
所属学会国際開発学会
年  月事         項
1991年08月
(平成3年)
国際開発学会 (現在に至る)
1992年05月
(平成4年)
農村計画学会 (現在に至る)
2004年08月
(平成16年)
NPO国際協力を支援する都市計画・建築関連OVの会(EVAA)元副理事長、運営委員 (2010年03月)
2007年08月
(平成19年)
NPO法人TICAD市民フォーラム(TCSF)白書WGメンバー (2009年03月)
2011年07月
(平成23年)
日本観光研究会 (現在に至る)
賞         罰
年  月事         項
1985年06月
(昭和60年)
外務大臣からのメダル(JICA青年海外協力隊活動に対して)
主 な 資 格 ・ 特 許
年  月事         項
1977年03月
(昭和52年)
普通自動車運転免許証
教育研究業績書
研究分野研究内容のキーワード
・社会学
・文化人類学
・地域研究
・相互行為・社会関係・社会調査法/質的アプローチ・地域社会・村落・都市・開発・援助/プロジェクト・マネジメント・国際食糧論
教育上の能力に関する事項
事 項年 月概要
1.教育方法の実践例  
観光実務基礎2015年04月
(平成27年)
導入的インターンシップ:1年生の職業意識を醸成するため、60時間の導入的インターンシップを実施した。この意識が2〜3年でに数ヶ月の長期インターンシップにつながる教育的工夫を施した。
地域計画I (地域計画論)2015年09月
(平成27年)
グループ別地域調査:地域計画を具体的に理解し実践するため、鴨川市太海地区での調査をグループ別にて行い、課題と展望をまとめ発表した。
2.作成した教科書、教材  
ウェルネスツーリズム・プロジェクトA&Bの講義資料作成(パワーポイント資料)2010年04月
(平成22年)
講義にて活用しているパワーポイントデータに基づいて、配布資料を作成した。その内容としては、調査とは、調査方法・手法、フィールド調査等を簡明な解説に努めた。
大学院国際アドミニストレーション基礎論IV(調査・論文)の英語版教材作成(パワーポイント)2011年10月
(平成23年)
修士論文をまとめるにあたり、調査研究とは?、科学とは?、テーマの選定と留意点、調査方法、調査手法、論文のまとめ方などを解説した教材を作成した。同講義にて配布し活用した。
キャリア形成演習Iの教材(パワーポイント)2012年03月
(平成24年)
平成24年度向けに、観光学部の講義である通年の「キャリア形成演習I」の教材を作成した。
3.教育上の能力に関する大学等の評価  
授業改善のためのアンケート(学生による授業評価)2014年03月
(平成26年)
全体としてわかりやすい講義となっているが、理論的なことがらはよりわかりやすく解説する必要性はある。グループ活動や発表は全体的に好評であった。
4.実務の経験を有する者についての特記事項  
住民参加保存林区管理における住民組織と行政との関連プロセスーブルキナファソ・コモエ県ー2006年09月
(平成18年)
農業・農村開発の国際コンサルタンツであるRDI(Rural Development Institution)が定期的に行っている社会貢献としての公開講義を行った。その内容は、JICAの委託調査結果からの教訓等である。特に住民組織と行政のプロセス的関係性からの議論を深めた。
(財)国際開発高等教育機構(FASID)研修講師「質的アプローチとその方法ー”いまここ”での社会ー」2008年08月
(平成20年)
国際協力分野での開発コンサルタント向けの実務的研修である。フィールド調査を社会科学からの視点で解説を行い、質的アプローチの実務的な調査方法や手法の習得を図った。なお、同研修を2008年9月、2009年8月、2010年8月に行い、今後も継続する予定である。
「住民恊働とは」(NGOディプロマコース)2008年09月
(平成20年)
(財)国際開発高等教育機構が行っているNGO関係者対象のディプロマコースの一つの講座として行った。住民との恊働という意味を地域計画論から整理をして、その意味と方法論の議論を深めた。
いすみ市国吉中学校にて公開講座「国際協力とは」2009年11月
(平成21年)
主に中学生向けに「国際協力」の理解を深めた。国際社会での日本をこれから支えていく生徒たちへのメッセージ(国際的視野、日本の役割)を分かりやすく伝えることに特に留意をした。
平成23年度尾教員免許更新講習2011年08月
(平成23年)
安房キャンパス(8/25)及び東金キャンパス(8/26)にて、教員免許更新講習として、「観光学」での「まちづくりから観光」の研修を行った。学問としての観光学への理解を深めて頂くことに留意し、分かりやすさと具体例での解説を行った。
平成27年度尾教員免許更新講習2015年08月
(平成27年)
教員免許更新講習として、「観光学」全般の意味の解説を行った。価値を創る観光の特徴への理解を深めて頂くことに留意し、東京ディズニーランドを具体例にして、研修を行った。
いすみ市大原中学校での「グローバル社会での人材育成のありかた」2015年09月
(平成27年)
中学生とその保護者向けにグローバル社会に求められる資質や考え方を講演した。特に英語に早く慣れる必要があるが、考える力での国語の重要性を問うた。
圏央道による地域観光振興に向けて2015年11月
(平成27年)
千葉県経済同友会での圏央道建設促進県民大会において、高速道路開通により地域観光振興に向けての課題と展望の講演を行った。
大学・地域への貢献に関する事項
事 項年 月概要
1.地域への貢献  
城西国際大学薬草園の薬草を活用した大多喜町地域おこし準備委員会2010年09月
(平成22年)
薬草を使っての「大多喜地域おこし準備委員会」の委員として、この委員会の立ち上げに協力をした。特に城西国際大学大多喜 薬草園 ・薬学部と大多喜町商工会、大多喜町役場との連携の協力をした。同日の第一回準備委員会が開催され、委員として参加した。
城西国際大学薬草園の薬草を活用した大多喜町地域おこし第三回準備委員会2010年11月
(平成22年)
薬草を使っての「大多喜地域おこし準備委員会」に参加をした。同日において、大多喜町の野菜を含めた薬草の発見をはかり、薬学部関根先生の学術的分類を行った。発見された薬草をどのように活用するかを今後委員で協議を行う予定である。
大多喜町観光計画策定委員会委員(〜平成24年3月)2011年03月
(平成23年)
今後の大多喜町の観光のありかたを検討する委員としての活動を1年間行うことになった。
大多喜町「じのもん委員会」委員2011年10月
(平成23年)
千葉県からの補助金を受けて、大多喜町商工会が行っている特産品(じのもん)の商品開発・販売促進に関する委員会を設立。委員としてのアドバイスなどを行っている。
大多喜町じのもん推進委員会2012年10月
(平成24年)
同委員会の副委員長として、大多喜町の推奨品の発掘と認定を行った。
伊八塾ブランド認定委員会2012年10月
(平成24年)
伊八まちづくり塾のブランド認定委員会の委員として、その促進への活動を行った。
大多喜町人車軌道開業60周年記念事業2012年12月
(平成24年)
大多喜町の県民の森で行われた、同記念事業に学生3人と参画した。イベントの企画から実施のプロセスに直接触れることにより、学生へのプロジェクト教育への波及が図れたと考える。
鴨川企業等誘致委員会2013年02月
(平成25年)
鴨川市への企業誘致を検討する検討委員会の副委員長として参画する。
鴨川市総合計画審議会2015年02月
(平成27年)
鴨川市の10カ年の総合計画策定に委員を務める。
千葉県オリンピック・パラリンピック委員会委員(魅力ある観光地/受け入れ体制座長)2016年01月
(平成28年)
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、千葉県が主催する同委員会での委員・座長を務める。
著書・学術論文等の名称単著共著の別年 月発行所、発行雑誌等
又は発行学会等の名称
備考
(著書)
1.『Agriculture in Latin n America and Global Structure Reform』共著1997年06月
(平成9年)
(財)国際開発センター(IDCJ)、セクターペーパー共著者は、IDCJの高瀬国雄である。全体的な方向性と提言をまとめたのは、高瀬である。渡辺は対象国の農業需給見通し等のデータ収集・分析を行った。 
2.『アフリカ農村開発ー新しい取組みに向けて-』共著2002年03月
(平成14年)
(財)国際開発センター、IDCJ Forum 22: 特集 アフリカ農村開発渡辺は編集委員として、著書の取り纏めを行い、意義や内容、教訓等を巻頭の言葉としてまとめた。共著者は、大学の研究者、JICA関係者、IDCJ研究員である。 
3.『アフリカの農業・農村開発の今日的課題と自立型農村開発』共著2002年04月
(平成14年)
国際農林業協力協会(AICAF)の月刊誌(国際農林業協力)Vol.25 No.1&2本月刊誌において、「アフリカの農業・農村開発の課題と展望」の特集が組まれ、その中でアフリカの農業・農村開発の今日的課題と自立型農村開発についての提言を行った。 
4.『キャパシティ・ディベロップメントー実務者からの視点ー』共著2008年03月
(平成20年)
(財)国際開発センター 援助グループ 
(学術論文)
1.「エスニック・グループと地域格差」単著1993年06月
(平成5年)
国際開発学会の学会誌「国際開発研究」 
2.「地域計画論序説:パターン、そしてプロセス」単著1994年06月
(平成6年)
国際開発学会の学会誌「国際開発研究」 
3.「Developing a research methodology and method to evaluate Rural Development Policy」単著1996年02月
(平成8年)
ニューキャスルアポンタイン大学大学院環境・社会学部都市農村学科 Ph.D 
4.「国際協力でのプロジェクト・マネジメント-プロセスとは-」単著2010年03月
(平成22年)
東洋大学国際地域学科の紀要「国際地域学研究」第13号 
(学会発表)
1.「エスニックグループと地域格差」単独1992年12月
(平成4年)
国際開発学会 
2.「地域計画序説:パターン、そしてプロセス」単独1993年12月
(平成5年)
国際開発学会 
3.「地域計画序説:社会科学とは」単独1994年12月
(平成6年)
国際開発学会 
4.「ケーススタディ:ケニア国地方分権計画からの教訓(英語)」単独1998年12月
(平成10年)
国連機関:国際地域連合センター(UNCRD) 
5.「参加型農村開発の実施プロセスにおける社会資本の役割」単独2002年06月
(平成14年)
国際開発学会 
6.「ソーシャルキャピタルに基づく住民組織の手探り評価方法」単独2006年12月
(平成18年)
日本評価学会東洋大学 
7.「社会理論からの農村開発における参加型評価への考察」単独2007年07月
(平成19年)
日本評価学会学術センター 
8.「フィールドワーク(踏査)の再検討:開発現場における質的アプローチの課題と展望
 ー理解と説明のはざまでー」
共同2010年12月
(平成22年)
国際開発学会20周年記念学会(早稲田大学)発表としては、4人で構成され、「フィールドワーク(踏査)の再検討」の発表と質疑応答を行った。この発表は20周年の特別企画の一つである。まず、1)全体と問題提議、2)アンケート調査とインタビューによる大学教育におけるフィールド調査の課題、3)フィールド調査の実践的方法、そして最後が4)私の開発現場での質的アプローチの発表であった。 
(講演・公開講座等)
1.「袖ヶ浦地域の観光振興」単独2012年11月
(平成24年)
袖ヶ浦市役所 
2.「大学におけるキャリア形成について」単独2013年02月
(平成25年)
名古屋産業大学(中京圏の6つの大学(三重大学が主催))でのセミナーでの基本講演 
3.「長生地域観光連盟主催の「圏央道開通による観光地形成について」」単独2013年03月
(平成25年)
茂原市の県支所の長生地域振興事務所 
(助成金)
1.「ホスピタリティサービスにおける国際化」研究代表者2012年10月
(平成24年)
科学研究費補助金萌芽研究(A) 
(その他)
1.「城西国際大学 大連外国語学院 共同プロジェクト「観光・旅行業務用語集」
 ー国内旅行業務取扱管理者試験のためにー」
共著2011年12月
(平成23年)
城西国際大学 観光学部和智先生と山村先生が編著をなされ、観光学部のほとんどの先生が執筆された。 
2.「JTB連携研修 ハワイ研修」共著2012年03月
(平成24年)
城西国際大学 観光学部 
研究助成金、GP等の採択実績
研究テーマ区 分年 月助成機関・助成金等の名称概 要
(1)嶺岡林道桜並木修復プロジェクトに関する計画策定研究協力者2010年06月
(平成22年)
城西国際大学
第22年度学生研究活動助成金
鴨川から鋸南町までの嶺岡山系全長30kmの道筋は、外房と内房を繋ぐ歴史ある林道でもあり、また、市民が自然と触れ合う場ともなっている。学校法人城西大学の創設者である水田三喜男先生は、生まれ育った郷土への想いと房総の山河への哀惜の念を込め、この林道に地元の皆さんとともに500本の桜を35年前に植栽した。
 現在、この想いを汲んで、“嶺岡林道桜並木修復プロジェクト”が地元の人々と鴨川市、鋸南町、城西国際大学観光学部等の連携により2006年に立ち上がった。(社)霞会館から桜の苗木を毎年頂くことにもなり、水田生家付近の桜がまさに満開となろうとしている。
 このような生家と林道での桜を観光資源として地域おこしにより活かしていくには、関係者との協議を踏まえた現状把握と観光資源に向けての短期・中長期の計画策定が必要である。本調査で策定されるパンフレットや桜並木計画に沿って、今後の桜整備が進むことにより、鴨川という地域おこしに寄与することを期待したい。

本研究の構成
1. 桜の魅了等の調査について
2. 現地の現状把握
3. 計画(案)などについての関係者との協議
4. 嶺岡林道桜並木修復プロジェクト計画策定

本研究成果の活用
1. パンフレットの作成と関係機関への配布
2. 嶺岡林道桜並木修復プロジェクトの基本計画の策定と広報
3. 交流DAYなどでの発表
4. 観光学部HPでの発表
5. 鴨川市などでの広報誌等での紹介

研究代表者:鄭氷 他7名 指導教員:渡辺淳一
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