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かりん かりん

  院生ジャーナル『かりん かりん』は2000年に創刊されました。本学女性学専攻の大学院生による学会発表報告、論文、研究ノートなどを中心に掲載しています。


『かりん かりん』の由来

「カリン カリン」とは、中国語で自転車でベルの音であり、また、呼びかけの表現でもある。一方、日本語では、花梨に通じることばでもある。花梨は、春には綺麗な花を咲かせ、秋につける実は薬剤として利用されている。「かりん かりん」は中国と日本を結ぶことばである(姜東星)。


かりん かりん:女性学・ジェンダー研究第12号/目次 (2014年3月)
【巻頭言】 但馬みほ「巻頭言」
【優秀レポート】 恩田麻由「会田誠作品はポルノグラフィなのか?」
【研究ノート】 小林三津子「昭和10年代(1935−1945年)の日本における女性銀行事務職―K子さんの事例」 /石川美幸「母のライフコースにおける軍事化の考察(昭和5年から昭和20年まで)―フェミニズムの視点という「懐中電灯」で照らす試み―」
【論文】 張雅薇「メディアがつくる「女性イメージ」:日本と中国のファッション系の女性誌のジェンダー分析」/鄭 穎「植民地主義と女性―牛島春子の「女」(『芸文』一九四二年四月)を軸に―」/TAJIMA, Miho "How Men's Pious Aspirations Killed a Woman: The Tragedy of Oigimi, Kaoru, and Hachi no Miya in theTale of Genji"
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かりん かりん:女性学・ジェンダー研究第11号/目次
【巻頭言】 田中都「巻頭言」
【研究ノート】 伊原美好「女給物語−家族・母性とセクシャリティ: 窪川稲子(佐多稲子)「レストラン・洛陽」から」 /田中都「場所(地形)の観点から読むグロリア・ネイラー(Gloria Naylor)の作品:『ママ・デイ』覚え書き」/真野孝子「白石かずこ「My Tokyo」から「砂族の系譜」へと至る変遷:「都市」から「砂漠」へ」
【インタビュー】 吉城寺尚子さんと語る:私と西洋美術史/修了生インタビュー:石島亜由美さんに聞く
【エッセー】 金杉範子「囚われてよい、ということ」/宮崎紗英子「My Favorite Places at UCLA」
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かりん かりん:女性学・ジェンダー研究第10号/目次
【巻頭言】 田中都「巻頭言」
【特別寄稿】 水田宗子「10周年を記念して」/大橋稔「創刊10周年を祝して」/宮崎紗英子「編集委員会を振り返って」
【論文】 田中都「娘の自立と母との和解:黒人の母娘に見る」/野澤章子「キャザーの描く奴隷制Sapphira and the Slave Girl (1940)の再評価/大橋 稔「奴隷体験記とジェンダー:男性奴隷が描き出した奴隷制と物語」
【インタビュー】 長谷川啓さんと語る:女性解放・女性文学への夢を追って/修了生インタビュー:田中光子さんに聞く
【自己推薦レポート】 真野孝子「モダニズム観点から「主婦」を考える」
【エッセー】 若菜信子「ホラー小説をフェミニズムで読む」/劉ウェン「中国における工学系女子大学生の現状―中国の事例を中心に」/対馬順子「英国における短期滞在: リーズ大学におけるジェンダー・スタディーズとその周辺」/伊原美好「作品の事実調べ―佐多稲子と「吾妻橋」及び叔父佐多秀実について
【書評】宮崎紗英子「杉浦浩美著『働く女性とマタニティ・ハラスメント: 「労働する身体」と「産む身体」を生きる』
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かりん かりん:女性学・ジェンダー研究第9号/目次
【巻頭言】 相澤しのぶ「巻頭言」
【論文】 柳美螺「近・現代の韓国社会における巫俗信仰の再考察:抑巫政策と韓国女性のかかわりに関する歴史的考察」/野澤章子「辺境地に生きる女性:キャザーとグラスゴウ」
【インタビュー】 原ひろ子さんと語る/修了生インタビュー:飯野由里子さんに聞く
【推薦レポート】 田中都「ジェンダーで読むInvisible Man
【エッセー】 阿倍由紀子「忘れられない女性たち:介護従事者をエンパワーする介護サービス利用者」/石島亜由美「近代家族と主婦のいま:日韓ドラマを比較して」
【書評】 宮崎紗英子「川端有子著『少女小説から世界が見える:ペリーヌはなぜ英語が話せたか』」
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かりん かりん:女性学・ジェンダー研究第8号/目次
【巻頭言】 宮崎紗英子「巻頭言」
【論文】 宮崎紗英子「モダニズム女性文学にみる女性の居場所とセクシュアリティ:林芙美子『放浪記』・『浮雲』・『めし』」/野澤章子「開拓地ネブラスカの女たち:キャザー初期の作品」 
【インタビュー】 脇田晴子さんと語る:私と女性史研究/修了生インタビュー:山口理恵子さんに聞く
【推薦レポート】 小林三津子「女性とインターネットについての考察」/野澤章子「女性と結婚、その居場所:Kate Chopin,
【エッセー】 石島亜由美「一夫一婦と女性:矢島楫子と佐々木豊寿のそれぞれの道」/庄司朋代「二足のわらじを履きながら:学生市議の思うこと」/伊原美好「佐多稲子の「詩」を読む」
【書評】 相澤しのぶ「小川さくえ著『オリエンタリズムとジェンダー:「蝶々夫人」の系譜』」/大橋稔「小林富久子著『ジェンダーとエスニシティで読むアメリカ女性作家』から学ぶ:著者への再応答として」
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かりん かりん:女性学・ジェンダー研究第7号/目次
【巻頭言】 平井万由「巻頭言」
【論文】 徐青雪「A Blend of the Best of the East and West」/伊原美好「佐多稲子『夏の栞:中野重治をおくる』:身体化している「ゆらぎ」の思想」/【【特集】 対談:フェミニズムを語る 宮崎紗英子「対談に寄せて」/「菊池夏野×飯野由里子:フェミニズムを語る」
【インタビュー】 風呂本惇子さんと語る:フェミニズムとの出会い
【自己推薦レポート】 庄司朋代「映画『雨月物語』にみる女性像の描かれ方」/Amber Hong 「Beauty: It's not Real, It's Marketing」
【エッセー】 真野孝子「Adrienne Richの詩とその世界の可能性」/柳美螺「韓国「(デンザンニョ)」論争をめぐって」/宮崎紗英子「『エコール』:規範の牢獄と開花する少女のセクシュアリティ」/曽根愛子「林京子「ギヤマン・ビードロ」:ガラスの中の原爆」/渡邉泰子「第6回東アジア女性フォーラム in 北京:スポーツイベントと性的搾取:ドイツワールドカップのケースと課題」
【書評】 宮崎紗英子「岡真理著『棗椰子の木陰で:第三世界フェミニズムと文学の力』」/宮田光子「上野千鶴子著『生き延びるための思想』」
研究会活動報告
名著会
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かりん かりん:女性学・ジェンダー研究第6号/目次
【巻頭言】 宮崎紗英子「巻頭言」
【創作】 平井万由「万花を、万華を咲かせたい:マルグリットは許しの種をまく」
【論文】 大橋稔「ローザ・パークスの思想形成:なぜ彼女は席を譲らなかったのか?」/中野恵美子「自伝に見る障害女性の生き方」
【インタビュー】 魚住明代さんと語る:私と女性学研究/修了生へのインタビュー:中野波津巳さんに聞く
【推薦レポート】 宮崎紗英子「横光利一『上海』にみるジェンダーの失敗:文学におけるモダニズムと帝国主義」/王有紅「『上海』の考察と分身」/宮崎紗英子「ヒサエ・ヤマモト論:日系人経験の乖離と狂気」
【エッセー】 真野孝子「モダニズム女性詩人:吉原幸子」/石島亜由美「『妾の子』:『妾の子』に対するそれぞれの思惑と期待」
【特集1:NWECワークショップ参加報告】 「今こそジェンダー:‘平和’と‘共生’を考える」城西国際大学ジェンダー研究会「はじめに」/来住かおり「現代「主婦」のゆくえ:「主婦論争」から見えてくるもの」/石橋英子「「高齢女性」の貧困化とセーフティネット試論」/宮田光子「男女混合名簿:「男女共同参画のバロメーター」」/平井万由「戦後60年を迎えて:教育の今と可能性への考察」
【特集2:留学生によるアジア】 かりん かりん編集委員「趣旨説明」/杜暁紅「中国における結婚制度と結婚観の変遷」/金京碩「韓国の女性軍人に対する福祉政策」/王有紅「「外部」の私から見た沖縄:沖縄国際大学・米軍ヘリ墜落事件の考察」
【書評】 山口理恵子「宮地尚子著『トラウマと医療人類学』」
研究会活動報告
女性学修士論文研究会
『かりん かりん:女性学・ジェンダー研究』投稿・執筆規定



かりん かりん:女性学・ジェンダー研究第5号/目次
【巻頭言】 鈴木梓「巻頭言」
【論文】 大橋稔「アメリカ黒人女性文学に描かれた黒人女性史:アリス・ウォーカー『メリディアン』におけるメタファーの意味」
【研究ノート】 来住かおり「現代の「主婦論争」を考察する:「専業主婦」は持続可能な存在か」
【創作】 平井万由「バスラの笑顔」
【インタビュー】 北田幸恵さんと語る:私とフェミニズム
【優秀レポート】 飯野由里子「カミングアウト・ストーリー再考:その可能性と限界」/江黒清美「「書く」こと、「読む」ことにおける女性言語表現:言語と主体生成の場から」
【エッセイ】 苅田智子「女性学を学びはじめて」/鈴木梓「ナイジェリア「結婚」事情」/宮崎紗英子「MOTアニュアル2005「愛と孤独、そして笑い」:ジェンダー社会を生き延びるための場所」/石島亜由美「「私」の立ち上げ方」/高石由加里「「北京+10アジア太平洋NGOフォーラム」参加報告:「安心感」を振り返って」
【書評】 大橋稔「〈帝国のフェミニズム〉を超えて:トランスナショナル・フェミニズムの可能性」
研究会活動報告
女性学修士論文研究会
『かりん かりん:女性学・ジェンダー研究』投稿・執筆規定

かりん かりん:女性学・ジェンダー研究第4号/目次
【巻頭言】 山口理恵子「巻頭言」
【創作】 田中光子「花いちもんめ――サバルタンだったあなたへ――」
【論文】 宮崎紗英子「映画『非・バランス』における「少女の成長」と「オカマ」の表象」/大橋稔「白人の見た奴隷制度@:トマス・ジェファソンの場合」
【特集:フェミニズムと平和】 城西国際大学ジェンダー研究会「「平和」とは何か:女性学・ジェンダー研究の視座からのアプローチ」/石島亜由美「はじめに」/大橋稔「さまざまな平和:私にとっての平和」/神山典子「日本人「慰安婦」が"沈黙"する現状に関する考察」宮崎紗英子「林芙美子『放浪記』:女性の貧困と放浪」/ディスカッション「平和・反戦・ポストモダン:「大きな平和」をめぐって」
和智綏子さんと語る:私とフェミニズム/修了生へのインタビュー:和田水穂さんに聞く
【優秀レポート】 林千章「三島由紀夫『仮面の告白』の周辺:<フェミニスト的好奇心>から探るセクシュアリティとジェンダーの構築性」/神山典子「女性の有償労働と子育てにおけるジレンマについての考察」
【翻訳】 張岩冰著「ジェンダー視点から見た『ムーラン』」(姜東星 訳)
【エッセイ】 中野恵美子「テレビドラマ『北の国から』考:変わる女、変わろうとしない男」/石島亜由美「あなたも阿修羅に:"女の幸せ"に向かって、交差する女たちの視線」/匿名「介護の愉しみと喜びと困難と:ある男性介護者の体験記」
【書評】 大橋稔「被害者の尊厳を回復することなしに、私たちに願う平和は訪れない」/飯野由里子「ボーヴォワールから何を相続するのか?」
研究会活動報告
女性学修士論文研究会
『かりん かりん:女性学・ジェンダー研究』投稿・執筆規定

かりん かりん:女性学・ジェンダー研究第3号/目次
【巻頭言】 石島亜由美「巻頭言」
【論文】 中野恵美子「『遠野物語』に見る「家」、女、山姥」/ジュリア・ブロック「高橋たか子の作品『白夜』におけるジェンダーと抵抗」/和田水穂「<婚外子>の再考」/大橋稔「「男女共同参画社会基本法」の多義的言説を超えて:エミリーズ・リストなどの女性候補支援活動から学ぶ」
【インタビュー】 矢木公子さんと語る:私とフェミニズム
【優秀レポート】 布施義宗「『ロリータ』について」/江黒清美「近代化で再編成された男性の娼婦幻想:文化の深みに潜む性幻想とは」/田中光子「男たちの性幻想とそのゆくえ:『雪国』と『眠れる美女』から」/飯野由里子「近代化と男性の性幻想:「里」化された主体からの逃亡」/神山典子「男女共同参画に対するバックラッシュへの反論」
【エッセイ】 山口理恵子「Wen-Doのススメ」/飯野由里子「'Understanding Sexualities in Asia: International Curriculum Development Workshop and Young Feminist Forum' に参加して」
【書評】 大橋稔「世界は女性たちの声を聞いたのか?」  
研究会活動報告
女性学修士論文研究会
女性学専攻読書会
アメリカ黒人女性史研究会
『かりん かりん:女性学・ジェンダー研究』投稿・執筆規定



かりん かりん:女性学・ジェンダー研究第2号/目次
【巻頭言】 飯野由里子「巻頭言」
【論文】 大橋稔「ローザ・パークス再考:アメリカ黒人女性史の試み」/劉ウェン「高学歴女性の労働:中国K大学の事例を中心に」/山口理恵子「女性アスリートの伝統的性役割認知に関する一考察」/飯野由里子「語から見る家事労働分担という<場>」/田中光子「巌本喜治の「婦人の地位」と『女学雑誌』の原風景」
【特集21世紀の女性学】 『かりん かりん』編集委員会「21世紀の女性学:特集イントロダクション」/『かりん かりん』編集委員会「水田宗子さんと語る:JIU女性学の10年、そして今後」/春原千咲「介護(サービス)労働における性別役割と女性:介護保険法がもたらしたもの」/中野恵美子「『サザエさん』にみる家族とジェンダー:原作からテレビアニメ版へのテクストの書き換え」/和田水穂「婚外子差別を考える:民法900条4号但し書きにおける相続差別」/文責:大橋稔 「アジア女性学の展望:「シンポジウム モンゴル女性との対話」報告」
【研究ノート】 山形淳子「アイデンティティの<場>としての身体の崩壊:小川洋子『妊娠カレンダー』」/佐藤耕治「越境するセクシュアリティ:リービ英雄『星条旗の聞けない部屋』」/王 冉「社会保障の需要が大きい女性:遼寧省を事例として」/山林由布子「古池の快楽:岡本かの子『金魚繚乱』」
【書評】 大橋稔「世界の眼は仏像だけを見ていた:モフセン・マフマルバフ著『アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない 恥辱のあまり崩れ落ちたのだ』評」
研究会活動報告
女性学文献読書会
批評理論研究会
女性学修士論文研究会
女性学専攻読書会
ビデオ鑑賞会&ディスカッション
投稿・執筆規定
かりん かりん:女性学・ジェンダー研究第創刊号/目次
【巻頭言】 高浦直子「創刊の辞」
【巻頭詩】 田中光子「いっぽんの樹、そして森」
【論文】 柴崎小百合「黒人混血女性へのまなざし:アメリカ映像文化のなかの人種表現」/陸小媛「出稼ぎ女性の婚姻・恋愛意識の変化および困惑」/佐藤耕治「文体へのまなざし:三島由紀夫におけるジェンダー/セクシュアリティと身体/文体」/大橋稔「ローザ・パークスの教育活動:多文化主義的観点からの考察」/布施義宗「「性」に関する一考察」/江黒清美「尾崎翠:女性モダニズム作家の居場所」
【特集についての説明】 『かりん かりん』編集委員会「特集イントロダクション」
【特集1:女性に対する暴力】 田原詠子「女性に対する暴力:特集1 イントロダクション」/梅田亜希子「出生前診断:受ける?受けない?」/飯野由里子「女性の「二重労働」に見る象徴的暴力:ある共働き夫婦の語りを手がかりに」/山林由布子「介護保険法における家族介護の評価」/大橋稔「戦争責任をめぐる言説を中心とした女性に対する暴力:証言と向き合うための考察」 
【特集2:ジェンダーと表現の多様性:ファッション選択とジェンダー】 國中咲枝「ジェンダーと表現の多様性:ファッション選択とジェンダー:特集2 イントロダクション」/川島威史「ジェンダーでみる制服」/高浦直子「身体の歴史性とファッションについて」/國中咲枝「「ドラァグ」によって露呈されるジェンダー規範の「正常性」」
【研究ノート】 杜暁紅「ジェンダー視点から見た中国の「一人っ子政策」」/姜東星「科学的言説における「力」」/庄 焔「Mother-Daughter Relation in Takahashi Takako's Short Piece Cong ruent Figures」
【エッセイ】 森谷美智子「「看護学の母性」:女性学を学んで考えたこと」/匿名「電車のなかの出来事から」
【書評】 庄 焔「Mian Mian and her book Candy」
研究会活動報告
女性学文献読書会
批評理論研究会
女性学修士論文研究会
女性学専攻読書会
比較ジェンダー論分野読書会
投稿・執筆規定