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研究科の特色

教育研究上の目的と3つのポリシー

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研究科としての理念

 城西国際大学の建学の精神は「学問による人間形成」であり、福祉総合学研究科には、この精神を字義通り体しているのが本研究科であるとの自負がある。さらに、本学の国際大学としての教育理念は、「国際社会で生きる人間としての人格形成」として置かれている。

 このことを受け、学ぶことにより他者を思いやり、他者のために惜しみなく力を尽くすことのできる福祉人材を育て、ひいては福祉文化の構築に役立つ人間的な力を育んでゆくのが本研究科の教育理念である。

 すなわち、やや具体化して述べれば、グローバルな状況において人間の福祉を理解・評価し、少子高齢社会のセーフティネットと福祉コミュニティの創造に資する企画者、管理・実践者などの高度な専門職業人および研究者・教育者を育成しようとするものである。

教員紹介

岩田泉  研究科長/教授 臨床心理学、精神保健福祉論
井上敏昭 教授 文化人類学、福祉社会研究法
堀千鶴子 教授 女性福祉学、現代社会と女性福祉
石田路子 教授 医療福祉学、医療ソーシャルワーク論
増子勝義 教授 福祉社会学、福祉社会原論
所貞之  准教授 児童福祉学、福祉社会演習
清水正美 准教授 社会福祉学、障がい・高齢者ソーシャルワーク論
林和歌子 准教授 社会福祉学、国際高齢者福祉論
広瀬美和 准教授 発達心理学、発達障害支援論
佐野智子 准教授 児童臨床心理学、国際児童福祉論
大内善広 助教 教育心理学、社会調査論

教育目標

1.国家から地域に至る福祉コミュニティの形成にかかわる基礎知識の習得および実践のための概念的基盤の形成

2.グローバルな状況において福祉問題を記述、分析・評価し、その解決と福祉の増進にかかわる能力の形成

3.自ら研究課題を設定し、独自の視点をもって研究を遂行できる展開力・専門研究能力の涵養

4.高度専門職として、学んだ理論および技能を応用し、実践の場で発揮しうる能力の醸成

5.多様な文化と多様な人々の存在を理解し、共感できる広い視野と柔軟な心で福祉文化を築き、人類社会に貢献しうる力の醸成

福祉社会専攻が研究対象とする中心的な学問分野

高齢・障がい者福祉研究分野
 世界のどこで暮らそうとケアニーズをもつ高齢者、障がい者などが地域の中で自立した生活を営めることが理想である。どの国、どの地域にあってもそのようなサービスの提供が行えるようにソーシャルワークから国の高齢化や障がい対応の制度までを網羅して学ぶ分野である。

保健・医療福祉研究分野
 健康・病気とそれぞれに対する個人と社会の対応である保健・医療の問題をとくに社会福祉の視点からアプローチしようとするものである。近年ますます注目されるようになったターミナルな場面での心のケアから国際保健・医療までをカバーする新しい分野である。

子ども・家庭福祉研究分野
 障がい児を含めた子どものウェルビーイングを守るには、まずその家族を総体としてみる視点が不可欠であるとされる。この分野は、本学がとくに力を入れて教育・研究を展開している分野であり、なかでも保育や障がい児支援については最新の理論に基づいた調査研究を行うことができる。