第21回学生CGコンテスト ナレッジ賞受賞
メディア学部クロスメディアコースの学生の制作したインタラクティブアート作品「Intentions 2」が第21回学生CGコンテスト（CG-ARTS協会主催）でナレッジ賞を受賞しました。
「Intentions 2」はメディアデザインラボメンバーの制作作品で、人が近づくと羽が一斉に動き出し、その羽の音と振る舞いが人のさまざまな感覚を呼び起こすインタラクションメディアアート作品です。
2014年10月にTDW2014に出展した「Intentions」を改良したもので、2100枚の羽や動きの仕組み、プログラムなどを改めて作り直しました。一枚一枚の羽を手作りし、組立て、動きのプログラムなど約１ヶ月半をかけ制作しました。
今回の学生CGコンテストでは応募作品438点の中から、アート部門40点、エンターテイメント部門41点が（うち９点は両部門で）ノミネート作品として選ばれ、「Intentions 2」もノミネート作品として選出されました。
本作品は「人工的な装置があたかも意思を持ったかのように動き出すことで今までにない感覚を喚起する」というコンセプトで制作し、作品自体の動き、素材の質感、羽が作り出す音などを通して、今までにない感覚を体験することができるインタラクティブ作品ですが、それを映像でどのように表現するかと苦労しながらも、撮影時間も数日かけ、作品の質感、動き、音をうまく表現することに成功しました。評価員の方にも高い評価をいただき、ノミネート作品に選出していただきました。
クロスメディアコースでは、デザイン、プログラミング、サウンド、映像などの各分野を専門的に学びながら、さらに高い技術力、創造力を身につけ、学生たちが作品制作に取り組む環境を提供しています。
インタラクティブ作品を主に制作するメディアデザインラボでは、スマートイルミネーション横浜での最優秀賞受賞に引き続き２つ目の受賞となりました。
メディアデザインラボメンバー：
（４年）轡田創、増渕健太、（３年）村上 篤、梶谷怜美、下地 美紗姫、（２年）高野 幹、太田真奈美
○ ナレッジ賞・CG-ARTS検定：
ナレッジ賞はノミネート作品の中からCG-ARTS検定合格者に送られるもので、メンバー３人がCG-ARTS検定に合格しています。東金キャンパス（クロスメディアコース）では、試験対策講座を開講し、すべてのCG-ARTS検定（CGクリエイター検定、CGエンジニア検定、Webデザイナー検定、画像処理エンジニア検定、マルチメディア検定）が学内で受験可能です。毎年、試験対策講座を受講した学生の多くが合格しています。
■ 第21回学生CGコンテスト公式サイト
■ ノミネート作品紹介はこちらから
■ CG-ARTS協会・検定
