TDW 2015 ASIA AWARDS 学校作品展 入賞、シモンズ賞をW受賞
クロスメディアコースでは、TOKYO DESIGN WEEK(以下TDW)学校作品展に2013年より出展しています。TDWは今年で30周年を迎える世界規模のクリエイティブイベントで、2013年からヤングクリエーター、学校作品展はASIA AWARDSとして日本国内だけでなく、アジアを中心とする海外からの出展もあり、美術やデザインを学ぶ学生にとっても国内最大規模のコンペティションとなっています。
今年は10月24日(土)~11月3日(火・祝)まで開催され、学校作品展には、日本国内から46校、海外から10校、計56校からの出展があり、クロスメディアコースの1~4年生の12名が制作した「Botanic」は学校賞入賞およびシモンズ賞を受賞しました。昨年に引き続き2年連続入賞することができました。
今年の学校作品展のテーマは「インタラクティブ遊具」で、子どもから大人まで多くの方に楽しんでもらえる作品を作ろうと構想・制作期間5ヶ月をかけて、学生たちが真剣に取り組みました。
Botanicは「植物に触れるようにテクノロジーに触れて楽しむ」という考えのもと制作されたインタラクティブ作品5点からなります。
手にもつと雨が降っているような音が聞こえる大きな緑の葉や、光を当てると色が変わる花、触れると反応しすばやく動くシダの葉、光を遮ると開花する夕顔、定期的に香りを出す大きな花の5つの作品ですが、ブースを訪れた方には驚きと笑顔があふれ、楽しく体験していただきました。それぞれに特徴を持つ作品を、一つ一つじっくりと、また何度も楽しまれている方も多く、本学ブースでは10日間で約5000人以上の方に作品を楽しんでいただきました。
楽しい作品、テクノロジーを身近かに感じることのできる作品として評価していただき、企業賞のシモンズ株式会社賞をいただきました。企業の方からも評価されたこと、また体験した多くの方から、驚きと楽しさがあっておもしろい、何度でもやりたくなる、大好きな作品、他の人にも見てほしい、など高い評価をいただくことができ、学生たちにとって大きな励みとなりました。
私たちクロスメディアコースでは、これまでにも情報、映像、デザイン、サウンドの各メディアをクロスしながら学ぶ学生たちが、インタラクティブデザインを中心としたインスタレーション、メディアアート作品を制作してきており、インタラクティブな作品を得意としています。クロスメディアの考え方の根幹として各テクノロジーをどう使い、どう活かすのかを考えるメディアデザインの考え方を取り入れ、作品制作を行っています。
これからも、新しいメディア作品の制作を続け、イベントへの出展を続けて参りますので、ぜひ学生たちの作品に直接触れ、お楽しみください。
参加学生:(4年)轡田 創 (3年)下地 美紗姫、村上 篤、石井 智貴、土濃塚 奏絵、野口 和敏、梶谷 怜美
(2年)高野 幹、三浦 あおい、太田 真奈美 (1年)長友 将輝、YIN AYE KHANT BO
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