ご挨拶

所長　魚住明代（国際人文学部教授）

ジェンダー・女性学研究所は、１９９９年に設立されて以来、大学院（修士課程女性学専攻、博士課程比較文化専攻比較ジェンダー論分野）と連携しながら、ジェンダー研究の発展と人材育成に取り組んでおります。継続的に日中女性学会議や日韓女性会議を開催し、日本や東アジアの諸国が抱える諸問題の解決にむけて、ジェンダー研究の視点から議論を重ねてまいりました。

また、様々なシンポジウムや公開講座をとおして、地域における男女共同参画の推進を行っております。そうした活動の成果は、本研究所発行の研究誌『ＲＩＭ』（アジア・太平洋女性学研究会会誌）やニューズレター、ホームページ等によって発信しております。次世代育成支援としては、「女性リーダー育成奨励賞」、「アジア・太平洋女性学研究奨励賞」により、学生や若い研究者の育成に力を注いでおります。

本研究所の活動をご理解いただき、より多くの皆さまにご参加、ご協力頂けますことを願っております。