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■テーマ:植物の力を活用した環境改善・健康増進 |
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■テーマ:文化交流からみる日本と世界 |
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テーマ:植物の力を活用した環境改善・健康増進 |
6月3日(土) 14:00 - 15:30 グリーンカーテンによる環境改善効果 鈴木 弘孝 (環境社会学部環境社会学科 教授) ■概要 近年、都市市街地部においてコンクリートやアスファルトによる地表面の人工化、緑地や水面の減少,自動車や空調機器などによる人工廃熱の増加等により,「ヒートアイランド現象」が顕在化しており,地球温暖化対策とともにその対策の強力な推進が急務となっている。都市の暑熱環境緩和を図るための方策として、小・中学校や最近では一般住宅においてもゴーヤ等のつる性植物をネット等で誘引し,夏季の日射遮蔽による暑熱緩和を図る「グリーンカーテン」 が普及しつつある。本公開講座では、ヒートアイランド現象による暑熱環境の悪化とグリーンカーテンによる身近な都市緑化による生活環境の改善について考える。 |
6月10日(土) 14:00 - 15:30 香りに嗅覚刺激 川口 健夫 (環境社会学部環境社会学科 教授) ■概要 匂いは、植物にも動物にとっても、大切な刺激です。人間の心と身体も色々な匂いの影響を強く受けます。匂いの役割と作用を知ることで、毎日の生活を豊かで健康的なものにすることができます。この公開講座では、スライドを用いて匂いの科学とアロマテラピーの基礎について易しく解説します。後半では、匂い刺激を利用して、生活の質を向上させた実例や、香りを応用した企業活動についても解説します。 |
6月24日(土) 14:00 - 15:30 緑がもたらす健康増進と教育効果 多田 充 (環境社会学部環境社会学科 教授) ■概要 植物や自然とのふれあいが人間の健康や生活の質にもたらす影響を紹介します。特に子どもに焦点をあて、デンマークにおける森の幼稚園などの自然環境を利用した保育の取り組み例などから、幼少期の自然体験が成長に与える影響や、グローバル社会を生き抜く力を養える環境教育のポテンシャルを解説します。また、希望者に対しては、子どもから成人まで利用できる環境教育プログラムの体験を実施する予定です。 |
テーマ:文化交流からみる日本と世界 |
10月7日(土) 14:00 - 15:30 日本の西洋音楽と中欧の音楽家たち 柴 理子 (国際人文学部国際交流学科 準教授) ■概要 ポーランドのショパン、チェコのドヴォルザーク、ハンガリーのリスト等々、中欧が生んだ作曲家たちの作品はおそらく誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。明治時代に西洋のクラシック音楽の本格的な導入が始まってから約150年。その過程においても中欧出身の音楽家がさまざまな形で関わっていたことはあまり知られていません。今回は、日本における西洋音楽の受容の歴史にしるされた中欧の音楽家たちの足跡をご一緒にたどってみましょう。 |
美術に見る異文化世界への興味 吉城寺 尚子 (国際人文学部国際文化学科 教授) ■概要 文化交流の視点で日本と西洋の美術史を眺めてみましょう。西洋には古くから「中国趣味」や「東方趣味」があり、19世紀末前後には「日本趣味」が流行します。日本では安土桃山期に「南蛮美術」が表れ、やがて蘭学を通じて得た情報から「洋風画」が描かれ、浮世絵にも西洋の影響が見られるようになります。近代にはさらに直接の影響から「洋画」が誕生します。誤解から変なものが生まれることもありますが、異文化への好奇心は世界の美術を変えていく大きなエネルギーになっています。 |
10月21日(土) 14:00 - 15:30 ※会場変更 明治期における日米女性のネットワーク 戸田 徹子 (国際人文学部国際交流学科 教授) ■概要 米国ペンシルベニア州フィラデルフィアは独立宣言が発布された地として知られ、独立記念館とリバティーベルを擁する歴史的な都市です。19世紀には工業都市として発展し、その経済力を背景に様々な大学や文化施設が設立されました。幕末から明治期にかけて、多くの日本人がフィラデルフィアに留学しましたが、その中には女性たちも含まれていました。今回の講演では、いかにフィラデルフィアの女性たちが日本の近代化に貢献した日本女性たちを後方支援していたかを紹介します。 |
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